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斎藤知之

人間関係の不安・緊張


人間関係

人間関係の不安、緊張を抱える場面は少なくありません。


たとえば、他人から嫌われるのではないか、仲間外れにされるのではないかという不安は、子供の頃から感じる人は多く、また、職場内での不安としても、よくある内容です。


また、イライラしている人の前では緊張しますし、怒っている人を見ると怖いと感じるものです。怒りの感情をコントロールできない人も一定数は存在しますから、そうした人の近くにいれば不安・緊張は高まるでしょう。


人間関係の問題で、不安、緊張、恐怖などの感情が非常に強くなると、眠れなくなったり、夜中に何度も起きたりなどの不眠症を呈するようになります。また、時には脈拍が早くなったり、吐き気が出たり、息苦しくなったりと、身体の不調が表れます。こうした身体の症状は、自律神経の働きによるものです。こうした症状により生活や仕事に支障が出ると、メンタルの病気、精神疾患と診断されます。


人間関係のトラブルによる一時的な不安症状の場合、適応障害と診断されることが多いです。これは、そのトラブルから離れると症状は落ち着くという意味合いになります。


様々な人に対して不安、緊張を強く感じるようになったり、それが長期化した場合、社交不安症と診断されることがあります。


同じような症状でも、その経過とともに診断名が変わることがあります。


こうした症状を抱えている方は、精神科や心療内科のクリニックにご相談ください。治療により苦しみが和らぎます。


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