パニック障害では、特定の場所で動悸(胸がドキドキする)、息苦しさ、手足が痺れるなどのパニック発作が出ることがあります。
混雑している電車、映画館、人混みなどでパニック発作が出る等が多いです。こうなると、どうしても、こうした場所に行くのが怖くなり、行けなくなってしまいます(これを広場恐怖と呼びます)。
特に、電車やバスなどの乗り物に乗れなくなると、とても困ります。
たとえば、通勤で使う電車やバスに乗れなくなると、職場に行けなくなってしまいます。このために、仕事をお休みする方もいます。
パニック障害を治療すると、今まで避けていた場所に行くことができるというメリットがあります。
乗り物に乗れなかった人が、乗れるようになると、生活は大きく変わります。通勤電車に乗れなかった人が、乗れるようになると、仕事に行くことができます。
こうして、行けなくなった場所に行けるようになることが、パニック障害を治療する大きな目的です。
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