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斎藤知之

目標と不安


目標と不安

高い目標を立てることが大事だと考えている人がいます。それを否定することはできませんが、目標のデメリットも考えるべきです。


目標と不安は密に関係します。目標が高いと、それに対するプレッシャーも高まります。焦り、不安、緊張という感情も増えていきます。


「目標が達成できなかったらどうしよう」という焦りが強まると、動悸、過呼吸、めまいなどの自律神経症状を引き起こしたり、不眠を引き起こすことがあります。


高い目標のために、自分の心の健康を崩すのが本当に良いことか、よく考えなければなりません。


もしも、目標を立てたいなら、低い目標を立てることをお勧めします。すでに高い目標を立ててしまった場合は、その目標を下げましょう。その方がプレッシャーが下がり、心が安定します。


どうしても高い目標を立てたいならば、同時に低い目標を立ててください。そして普段意識するのは低い目標の方にしてください。


達成困難なほど高い目標は「百害あって一利なし」です。合理的に考えても、目標は、現実的で、達成可能でなければ、あまり意味がありません。


他人に高い目標を立てることを強いる人もいますが、それは一種の暴力です。目標を押し付けるのは控えましょう。

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